エアコンの効きが悪くなったと感じることはありませんか?
その原因のひとつに「フィン(熱交換器)の汚れ」が考えられます。
フィンは冷暖房の効率を左右する重要なパーツで、汚れがたまると空気の流れが悪くなり、エアコンの性能が落ちてしまいます。
この記事では、フィンの役割や汚れる原因、掃除する方法、注意点まで詳しく解説します。
目次
フィンとは?エアコンの心臓部ともいえる熱交換器
エアコンのフィンは、熱交換器に取り付けられた金属の薄い板状の部分です。
フィンは冷媒と空気との間で熱を交換する役割を果たします。
冷房時には冷媒が室内の空気から熱を奪い、暖房時には外気の熱を室内に取り込む役割を担っています。
フィンの表面積を大きくすることで、効率よく熱交換が行われ、エアコンの性能が最大限に発揮されるように設計されています。
フィンが汚れるとどうなる?
一見すると目立たないエアコン内部のフィンですが、実はエアコンの性能を左右する非常に重要な部品です。
このフィンがホコリやカビで汚れると、下記のようなリスクがあります。
- 冷暖房の効きが悪くなる
- 電気代が上がる
- カビや雑菌が繁殖し、ニオイや健康被害に
- 故障リスクが高まる
以下では、それぞれのリスクについて詳しく解説していきます。
冷暖房の効きが悪くなる
フィンにホコリやカビなどの汚れがたまると、熱のやり取りがうまくできなくなり、設定温度までなかなか達しない状態になります。
これにより「冷えない」「暖まらない」といった不快な症状が起こります。
電気代が上がる
効率が落ちると、室温を快適に保つためにエアコンが長時間運転するようになります。
その結果、電力消費が増え、電気代が高くなる原因になります。
特に夏や冬のピーク時期には顕著に影響が出やすく、月々の電気料金に大きな差が出ることもあります。
カビや雑菌が繁殖し、ニオイや健康被害に
フィンは結露によって湿気がこもりやすく、汚れがあるとカビや雑菌が繁殖しやすいです。
その結果、エアコンからカビ臭・生乾き臭・酸っぱいニオイが漂うようになります。
また、カビや菌が空気中に拡散されると、 アレルギー・喘息・喉の痛み・肌トラブル など健康被害のリスクが高まります。
特に小さなお子様や高齢者がいる家庭では注意が必要です。
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故障リスクが高まる
フィンに汚れが詰まることで、内部に負荷がかかり、 ファンモーターやコンプレッサーなどの部品故障 を引き起こす可能性があります。
修理費用が高額になるケースもあるため、予防としての掃除は非常に重要です。
エアコンのフィン掃除の手順
エアコンのフィンを掃除することで、冷暖房効率を向上させ、電力消費を削減できます。
ここでは、自分でできるフィンの掃除方法を紹介します。
用意するもの
- ソフトブラシまたはフィン専用ブラシ
- スプレーボトルに入れた中性洗剤水溶液
- 乾いた柔らかい布
- 防水シートまたはタオル
- 手袋とマスク(安全対策のため)
エアコンのフィンの掃除手順
エアコンのフィンの掃除手順は、下記のとおりです。
- 電源を切る
- パーツの取り外し
- フィンのホコリをはらう
- フィンにスプレー
- 洗剤のすすぎ
- エアコン内部の乾燥
以下では、それぞれの手順について詳しく解説していきます。
1.電源を切る
エアコンの掃除を始める前に、必ず電源を切りコンセントを抜いてください。
コンセントを抜くことにより、作業中の感電やショートを防げます。
2.パーツの取り外し
エアコンのカバーやフィルターを取り外します。
カバーとフィルターを取り外すことでフィン(熱交換器部分)が見えてきます。
3.フィンのホコリをはらう
フィンに付着したホコリをソフトブラシなど柔らかい素材のブラシで軽く払い落としましょう。
この時、フィンを傷つけないように優しく行って下さい。
3.フィンにスプレー
次に、専用のエアコン洗浄スプレーをフィン全体にスプレーし、数分間放置しましょう。
ただし、エアコンスプレーの取り扱いには注意する必要があります。
誤った使い方をすると、かえってニオイや汚れの原因になったり、故障してしまう恐れがあります。
エアコンスプレーの使い方については、こちらの記事にて詳しく解説しています。
4.洗剤のすすぎ
乾いた柔らかい布でフィンの洗剤を拭き取り、残留物がないようにします。
水を入れた霧吹きですすいだあとに拭き取るとより残留物が無いです。
この際、霧吹きが電装部分にかからないように気をつけて下さい。
5.エアコン内部の乾燥
最後にエアコンを運転させてエアコン内部を乾燥させましょう。
エアコン洗浄スプレーを使用したあとに乾燥を忘れるとかえってカビや汚れが発生してしまいます。
エアコンのフィン部分を掃除する際の注意点
エアコンのフィンはデリケートな部品であるため、掃除をする際にはいくつか重要な注意点があります。
適切な方法を守らないと、かえってエアコンを傷つけてしまったり、健康リスクが生じたりする可能性があります。
掃除中は、下記の3点を気を付けましょう。
- フィンはとても薄く、変形しやすい
- しっかりと乾かす
- 洗剤や水分が電気系統にかからないようにする
以下では、それぞれの注意点を詳しく解説します。
フィンはとても薄く、変形しやすい
エアコンのフィンは薄いアルミ製で、少しの力でも簡単に曲がってしまいます。
ブラシでこする際に力を入れすぎたり、硬い道具を使ったりすると、フィンが変形してしまい熱交換の効率が低下してしまいます。
一度曲がったフィンは元に戻すのが難しく、エアコンの寿命にも関わってくるため、作業は必ず柔らかいブラシやフィン専用ブラシを使用し、力を入れすぎないようにしましょう。
しっかりと乾かす
掃除後、フィンや内部に水分が残らないように注意しましょう。
水分が残るとカビや錆の原因となります
掃除後はしっかりと乾燥させ、特に内部の電気部品に水がかからないよう注意してください。
洗剤や水分が電気系統にかからないようにする
洗剤や水が電装部分にかかってしまうと、ショートや故障の原因になります。
特に霧吹きでのすすぎや洗剤スプレー使用時は、電気系統に水分が飛ばないように細心の注意が必要です。
作業前にタオルやビニールで養生をし、電装部をしっかりと保護することが重要です。
自分で掃除するリスクとプロに任せるメリット
フィン掃除は一見簡単に見える作業ですが、実際には下記のようなリスクを伴います。
- フィンを変形させて冷暖房効率を低下させる
- 電装部に水分が入り故障や発火リスクにつながる
- カビ・ホコリを吸い込み健康被害が出る
- 洗剤残りやすすぎ不足によるニオイ・カビ再発
そのため、自信がない場合はプロのエアコンクリーニングに依頼するのが安全です
プロの業者であれば、分解洗浄によってフィンや送風ファン、内部まで徹底的に清掃できるため、上記のようなリスクを回避できます。
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まとめ|エアコンのフィン掃除で快適な室内環境を
エアコンのフィンは、冷暖房効率に直結する非常に重要なパーツです。
自分での掃除も可能ですが、丁寧な手順と注意が必要です。
もし汚れがひどかったり、効きが悪いと感じたら、無理をせずプロの分解洗浄を検討してください。
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